Half in Doubt

すみれ「それで、昨日は誰を守ったの?」
亮平「照くん。誰にしたらいいか全然見当もつかなくて、本当に困ったよ」

昨日の夜、何も起きてなければいいんだけど。
そう言った亮平の心配は、的中した。

照「ねぇ、岩本が起きてこないんだけど」

照がそう言って部屋を出て行ったのは、みんなで1階に降りて朝ごはんの準備をしていた時だった。

愁「照くん、戻ってくるの遅くない?」
亮平「まさか......」

私たちは一度作業を中断して、2階へと急いだ。
2階に上がると、宏太の部屋の前で立ち尽くしている照の姿があった。

翔太「照くん、宏太は?」
照「......」

部屋の方を見つめたまま、何も答えない照。
ドアを開け、その視線の先を辿ると__。
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