Half in Doubt
慧「それにしても、ここに来てからどれくらい経ったんだろう」
翔太「俺らがどれくらい眠ってたかもわからないよな......」
零「せめて時計くらい置いておいてくれればいいのに」
この建物には、窓だけじゃなく時計もなかった。
私たちの時間感覚を狂わせようとしているんだろうか。
こんなところに閉じ込めて一体何を___。
私の思考を遮ったのは愁の大きなお腹の虫だった。
愁「......ごめん」
こんな時でもお腹って空くんだね、と申し訳なさそうに笑う愁。
亮平「仕方ないよ」
大輝「いろいろ考えて頭も使ったからね」
お昼ご飯を食べてからどれくらいの時間がたったのかは分からないけど、少なくとも目を覚ましてからは何も口にしていない。
......でも。
すみれ「ここ、食べ物とかあるのかな?」
そんな私の疑問に弟組が動き出す。