Half in Doubt
すみれ「これ......」

私の部屋の液晶画面にも、翔太の部屋の画面と同じ文面が表示されていた。念のため部屋のドアが閉まっているか確認してから画面に指を伸ばすと、真っ黒な画面に新たな文字が浮かぶ。

『これからゲームを始めます。
このゲームへの参加は強制ですので、辞退することはできません。
ルールは簡単。
5日後までに裏切り者を見つけ出し、排除するだけです。』

ゲーム?裏切り者?
わけのわからない説明ばかりで、状況がまったく飲み込めない。
にもかかわらず、文章はまだ続いていた。

『仲間を石にする裏切り者たちに投票し、自分たちの身を守ってください。
投票時間は昼12時です。
夜9時にはゲームに関する情報をお知らせします。
それ以外の時間は自由に過ごしていただいて構いませんが、裏切り者に目をつけられないように注意してください。

最後に。
自分たちの身を守ることができれば、この建物から脱出するための鍵を手に入れることができます。裏切り者に目をつけられたくなければ、このことは決して口外しないでください。
ルールを破った場合はこの建物にいる全員に危害が及ぶでしょう。』
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