Half in Doubt

そのまさかだった。
私を追いかけてきたみんなも、部屋の中を覗いて言葉を失った。

部屋の入り口には、青色の石像が体育座りをしていた。

亮平「これ、海斗......?」
照「嘘だろ?」
零「大輝と同じ......」

ご丁寧に涙ボクロまで再現されているその石は、本当に海斗そっくりだ。
そして。
海斗の部屋の液晶画面には“GAME OVER"の文字が表示されていた。

愁「これが投票の結果、ってこと?」
亮平「俺らが、海斗を石にした......」

間接的にではあるけど、私たちの投票の結果がこの事態を招いたなら、愁と亮平の言う通りだということになる。

照「でも、まだわからないだろ」
宏太「そうだよ。バリケード作ったのは投票の後だったし」

宏太と照の主張も間違ってはいないと思う。
投票の時間、私たちを部屋に閉じ込めている間に、何者かがこの建物に侵入した可能性もまだ捨てきれない。
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