Half in Doubt

自室に戻ると画面の時計は9時を示していた。

“夜9時にはゲームに関する情報をお知らせします”

その言葉の通り、画面の中央には封筒のマークが表示されていて“お知らせ”と書かれている。
そのお知らせの内容に、私は息をのんだ。

『この建物内の各場所には特殊なレーザー光の発射装置が設置されています。
1階、2階の廊下、 GAME OVER になった人の部屋の装置は昼の投票時と夜12時に発動します。
身を守りたければ、その時間は自室にいるのが安全です。
......もちろん、誰にも目をつけられていなければですが。』

天井の1点に目を向ける。
あれは火災報知器なんかじゃなかった。私たちの予測は当たっていたんだ。
そしてお知らせの最後の1文には、私たちの行動を予測しているかのようにこう書かれていた。

『装置の破壊行為はルール違反になりますので、くれぐれもご注意ください。』

ルールを破った場合は、全員に危害が加わる。
それはつまり、全員が石になってしまうことを意味している。
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