Half in Doubt

宏太「レーザーってあの、ライブで演出に使うような?」
照「うん。あの時はどこから出てる光なのかわからなかったし、見間違いかとおもったけど」
愁「もしかしたら、あれから光が発射されてたかもしれないってこと?」

火災報知器のような装置を指さす愁に、照が頷く。

慧「レーザーで石になる、か。信じがたいけど、ありえない話じゃなさそうだね」
亮平「じゃあ、あれを壊せばもう誰かが石になる心配もないってことだよな」

立ち上がって装置の方へ行こうとする亮平の腕を、宏太がつかんで止める。

宏太「まだ確証がないから、ヘタなことはしないほうがいい」
翔太「失敗してレーザーが発動しても困るし」
亮平「......そうだな」

今ここでレーザー光が発射されれば、全員一気にゲームオーバーだ。
じゃあどうすればいいんだろう。
そもそも、あの装置は一体何なんだろう。

その疑問への答え合わせのように、今日2回目の鐘の音が聞こえた。
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