Half in Doubt

すみれ Side

この声は......慧?

声につられてドアを開けると、衝撃的な光景が広がっていた。

慧「ねぇ矢花、一緒に寝ようよ~」

零を抱きしめている慧と、慧に抱きしめられている零。

零「あ、すみれ」
すみれ「......もしかして私、邪魔だった?」
慧「ごめんすみれ、ちょっと魔が差しただけだって」

零に回していた腕を離し、今度は私の手を握ってくる慧。

慧「すみれ、一緒に寝よう?」
零「すみれはダメでしょ、いろんな意味で」
慧「じゃあ矢花、一緒に寝てよ」
零「いいの?」
慧「どういうこと?」
零「......僕が裏切り者かもよ?」

大輝が石になったのは、私たちが眠っている間だった。
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