Half in Doubt

知っている人が説明すれば解決するのに、誰も言葉を発する気配がない。
だんだんと空気が重くなっていく。

わからないことだらけの状況に、みんな疑心暗鬼になり始めていた。
無言のまま、それぞれが建物のあちょこちへと散らばっていく中。

泳がせた視線の先で目が合ったのは、亮平だった。

亮平「......すみれ、ちょっと話がある」

他のメンバーの姿が見えなくなってから、亮平はそう私に話しかけてきた。

すみれ「話?」
亮平「うん。すみれだけに聞いてほしいんだ」

真剣な顔の亮平に案内されるまま、私は亮平の部屋に入った。
部屋に入ると、亮平は「水出しだけど」と緑茶を出してくれた。

すみれ「お茶なんてあったの?」
亮平「キッチンで見つけたんだ。他のやつらには内緒な」

イタズラが成功したみたいな顔で笑いかける亮平にお礼を言って、お茶を口に入れる。

すみれ「それで、話って?」
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