Half in Doubt

小さなソファに座る私の向かい側にあるベッドに腰を下ろした亮平は、ゆっくりと口を開いた。

亮平「まず、朝はごめん」
すみれ「え?」
亮平「矢花のことで、すみれを責めたりして......本当にごめん」
すみれ「気にしないで」

昨日2人を止めなかった私にも責任はあるから。
そう言うと、亮平は首を横に振った。

亮平「一番悪いのは、あいつらを石にしてる裏切り者だよ」
すみれ「裏切り者......」

海斗はともかく、大輝や零、慧は裏切り者のせいで石にされた。

亮平「だけど、だからと言って怪しい人が石になればいいとは思えないんだよな」

きっと、海斗のことを考えているんだろう。
一瞬寂しそうな顔を見せた後で、亮平は「もう1つ、すみれに聞いてほしいことがある」と再び口を開いた。

亮平「さっきの投票の時なんだけど」
すみれ「うん」
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