Half in Doubt

岩本 Side

通話機能のお知らせを確認した後。

亮平と照が作ってくれたご飯を残してきてしまったことがなんとなく心残りだった俺は、再び1階の部屋へと向かった。

翔太「あ、宏太も来た」
宏太「なんだよ、みんな来てたのか」

そこにはすみれ以外の4人が揃っていた。

亮平「ご飯余ってたから、おにぎりでも作ろうかと思って」

余ったご飯を茶碗によそっている亮平。
俺も何か手伝おうと、テーブルの上の食器を片付けている愁たちに混ざった。

宏太「すみれは?」
亮平「部屋に電話かけてみたんだけど、出てくれなかった」
翔太「あんなこと言った手前、出てきにくいのかもしれないね」
照「......すみれの言葉、どう思う?」

少しの間言葉がなくなり、皿と皿のぶつかる音だけが部屋に響く。
そんな中で最初に口を開いたのは、愁だった。
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