三年後に君がいることを俺は願う
「………り!小鳥!!………小鳥っ!!」
誰かの切羽詰まった声。
どうして私を呼んでいるの?
私にはもう何もないのに………。
「小鳥………っ!!」
私はゆっくり目を開けた。
そしてまぶしてい光。
やがてお母さんが私の目の前にうつった。
その顔は今にも泣きそうな顔だった。
「………お母………さ、ん?」
「よかった………小鳥!」
お母さんは私を強く………優しく抱き締めた。
あれ………お母さん痩せた?
「もう小鳥のバカ!」
〝バカ〟
その言葉はよく未来かま言っていた。
そういえば私………未来と別れたんだっけ?
「今何日?」
「七月二十日よ。あなたはもう四日間も寝てたのよ?」
えっ………。
二十日ってことは、昨日の勉強会に行けなかったってこと?
「お母さん、私のスマホある?」
「あるわよ、はい」
「ありがとう」
「………未来君からLINEがいっぱいきてたわよ」
「うん」
未来とはもう終わったから………。
なんて言えないけどね。
私はクラスLINEを開いた。
【小鳥、休み?体調悪いの?】
【小鳥ちゃん、大丈夫??】
【次はこいよ!!】
などなどのメッセージ。
未来からのはなかった。
未来のを開こうとしても勇気なんてなかった。
見るのが怖かった。
既読にするのが怖くて。
私は電源を切った。
そしてもう一度眠りについた。
《小鳥………》
誰かの声が聞こえる。
誰の声かな………?
《小鳥!》
あぁ………。
この声は私の落ち着く、優しい声をしている。
誰かの切羽詰まった声。
どうして私を呼んでいるの?
私にはもう何もないのに………。
「小鳥………っ!!」
私はゆっくり目を開けた。
そしてまぶしてい光。
やがてお母さんが私の目の前にうつった。
その顔は今にも泣きそうな顔だった。
「………お母………さ、ん?」
「よかった………小鳥!」
お母さんは私を強く………優しく抱き締めた。
あれ………お母さん痩せた?
「もう小鳥のバカ!」
〝バカ〟
その言葉はよく未来かま言っていた。
そういえば私………未来と別れたんだっけ?
「今何日?」
「七月二十日よ。あなたはもう四日間も寝てたのよ?」
えっ………。
二十日ってことは、昨日の勉強会に行けなかったってこと?
「お母さん、私のスマホある?」
「あるわよ、はい」
「ありがとう」
「………未来君からLINEがいっぱいきてたわよ」
「うん」
未来とはもう終わったから………。
なんて言えないけどね。
私はクラスLINEを開いた。
【小鳥、休み?体調悪いの?】
【小鳥ちゃん、大丈夫??】
【次はこいよ!!】
などなどのメッセージ。
未来からのはなかった。
未来のを開こうとしても勇気なんてなかった。
見るのが怖かった。
既読にするのが怖くて。
私は電源を切った。
そしてもう一度眠りについた。
《小鳥………》
誰かの声が聞こえる。
誰の声かな………?
《小鳥!》
あぁ………。
この声は私の落ち着く、優しい声をしている。