身長差30cm、年の差12才、この恋あり
次の日、目が覚めたのは昼過ぎだった。



朝から聖夜に怒鳴られる。



「美莉、寝過ぎ。起きて買い物行かないと、圭吾君たち今日来ることになったからね。」



「いつ、圭吾君と連絡とったの。」



食事に誘ったのは、昨日だし。



「さっき携帯にかかって来た。圭吾君休みもらって、彼女迎えにいってる。」



圭吾君中々やるね。



「のんびりしてる場合じゃないぞ。」



「いい眺めだな。」



しまった。



何も身に付けてなかった事を、すっかり忘れていた。



「愛し合ったあと、気持ち良さそうに寝たからな。」



もう、それ以上言わなくていいです。



それより、着替えてたいので、寝室からでていってほしい。



「着替えるから、聖夜出ていってよ。」



「今さら何言ってんの。全部みたのに。」



笑いながら近づく聖夜。



「美莉の下着を洗ってるの俺だからね。」



聖夜はそういいながら、引き出しから下着を出し私に渡した。



聖夜のバカ。



恥ずかしいよ。



「恥ずかしいのか。」



ニヤニヤする聖夜に、思わず下着を投げつけてしまった。



「いらないの。」



もう聖夜の意地悪。



「聖夜、ごめんなさい。」



どうしてこうなってしまうのか。



「美莉は俺には勝てないの。」



分かってるけど、悔しくてたまらない。



だけど、下着いらないとはいえないし、本当に聖夜には敵わないと思う。



年下の癖に、本当に生意気なんだから。


本当に12才も年下なのかと思う。

























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