幼なじみの吸血鬼くんが本気を出したら。
仕方ないなぁ。

私は玲音に近づいて、頬に唇を押し付けた。

「これでいいでしょ」

口なんて無理。

だから、せめての頬。

これで勘弁してよ。

「………いいよ」

玲音は驚いた顔して頷いた。

なんでそんなに驚いてるの?

「行くぞ」

何事も無かったかのように扉を開けた。

今日はしてくれないんだ。

なぜか、私はしゅんとしていた。

私、玲音からのキスを待ってたんだ。

よくよく考えると恥ずかしっ!!
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