幼なじみの吸血鬼くんが本気を出したら。
とは言え、人間は私含めて十人にも満たない。

「香月さん、アンカーお願いします」

「へ?」

私がアンカー?

「え、何で?」

「だって、香月さん速いじゃん」

そんなに速くないよ。

むしろ遅いから。

「いいでしょ?」

やるしかないよね。

「分かった。私、頑張る」

責任重大だけど頑張らなくちゃ。

「そうそう、生徒会長が呼んでたよ」

え、何だろ。

「ちょっと行ってくるね」

私は生徒会室に向かった。
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