幼なじみの吸血鬼くんが本気を出したら。
玲音の部屋に行った。

玲音は机に突っ伏して寝ていた。

勉強していたようだった。

私はブランケットを部屋から持ってきてかけた。

可愛い寝顔だな。

ついつい、うっとりしてしまった。

今のうちにお風呂でも入ろうかな。

あ、そういえば遊園地のチケットの一つは玲音にあげよう。

自分の部屋に戻り、メモ紙に遊園地のことを書いておいた。

玲音が起きないように書き置きと遊園地のチケットを残して、そっと部屋を出ていった。

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