どうも、弟です。

続く英語、国語、社会100点。

残るは……理科。

最後の一枚をめくって、飛び込んできた点数は……。


「…………97点……」


100点じゃ、なかった。

全部合わせて、497点。

1問だけ、間違えてた。


「一花、怒った?」

「え……?」


点数を見て、何も言えないでいる私にかけられた雪くんからの意外すぎる言葉。

そうか、私怒ってるんだと思われてるんだ…。


怒る?

怒るなんて、とんでもない。


「怒るわけ…ないよ」


こんなにすごい点数見せられて、怒れるわけないじゃない。


しかし、そんな私を見た雪くんはぷっと噴き出して笑った。


「バカじゃないの?」

「……え?」



< 106 / 265 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop