どうも、弟です。
続く英語、国語、社会100点。
残るは……理科。
最後の一枚をめくって、飛び込んできた点数は……。
「…………97点……」
100点じゃ、なかった。
全部合わせて、497点。
1問だけ、間違えてた。
「一花、怒った?」
「え……?」
点数を見て、何も言えないでいる私にかけられた雪くんからの意外すぎる言葉。
そうか、私怒ってるんだと思われてるんだ…。
怒る?
怒るなんて、とんでもない。
「怒るわけ…ないよ」
こんなにすごい点数見せられて、怒れるわけないじゃない。
しかし、そんな私を見た雪くんはぷっと噴き出して笑った。
「バカじゃないの?」
「……え?」