あまい・甘い・あま~い彼が見つからなくて
「颯馬っ」

再び颯馬を睨むと

「あのなぁ愛美、いくら陽翔さんが気が長い人だって限度があるんだぞ?

想いに答えたんならしっかり向き合っていかないと逃げられるぞ? 」

「そっそんなの颯馬に言われなくたってわかってるから!」

真っ赤になってそっぽをむく私の姿を初めて目にした家族はみんなが目を丸くした。

「へー愛美でもそんな顔するんだな」

颯馬に頭をわしゃわしゃと撫でられて

「ちょっと!やめてよ颯馬!」

むくれながらも、久しぶりに誰かに頭を撫でられる感触に心が和み自然と顔が綻んだ。
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