あなたと。
祐希SIDE

✲愛していたキミ✲



朝。職員室でパソコンとにらめっこしていた俺。

『祐希ッ!転校生来たぞ!会議室で待たせてる!』
『転校生?あぁ!さんきゅ!』

転校生がうちのクラスに入るんだっけ。
幼なじみの駿璃からの情報で俺は会議室に来た

《コンコン》
『はい!』
ドアをノックすると返事が帰って来た。
事前に書類とかとりに来てたらしいけど
俺は出張で会えていなくて今日が初対面。
ドアを開けるとすぐに見えた
窓越しに外を見つめる後ろ姿の女子生徒。

振り返るその子が俺の愛した人に似ていた。
会いたくてももう会えない俺の大切な人。
この高校で出会い.恋をした
思い出を作った子に似ていた。

『藤井優月です!』
『担任の藤崎祐希です!』
『あのっ!人違いならすいません』
『俺ら・・・公園で会ってるよね?』
『やっぱりあの時のお父さんですよね!』
『絆創膏くれた!』
『はい!』
『俺ら前に会ってたな!』
『そうですね!はじめましてではないみたい!』
『そうだな!』
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