冷徹社長の初恋
「川原先生、おはようございます」

「あっ、町田先生。おはよう」

「今日は、よろしくお願いします」

「3・4時間目だったね。特別室でやるから、移動させてね」

「わかりました」

話をしながら、隣の自席に座る。

「川原先生って、何時頃に出勤されてるんですか?」

「ん?町田先生が来る、ほんの少し前だよ。独り身だとね、特にやることもないから、早くなりがちなんだよ」

自虐的な苦笑を浮かべる川原先生。
でも、違うと思う。
私から見たら、仕事熱心が故のことだと思う。



そんな川原先生が見せてくれた授業は、すごく参考になるものだった。
無理のない流れに、子ども達も意欲的に取り組んでいた。

最後は、一人一人新聞という形にまとめることになっている。
今日はその準備として、新聞がどういうものかを学習し、どんなことを書きたいのかを交流しながら、各自に考えを明確にさせた。

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