たとえ君が・・・
医師は渉以外にも2人いて、看護師も助産師も麻酔科医もいる。
スタッフは全員で30人を超える、個人病院とはいっても大きな産婦人科だった。

専門的な治療もできて、難しい分娩も手術も総合病院並みに対応可能な産婦人科として、さまざまな患者が集まる。

だからこそ、喜びも悲しみも多い場所だった。


多香子がこの病院に勤めて5年。

それまでは渉も多香子が勤めていた総合病院にいた。


同じタイミングでこの病院に移ってきたのには理由があった・・・。
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