愛は、つらぬく主義につき。 ~2
「あのこれは、その、えーっと、ついっ?」
さすがに気まずい~! いっくら知れてる仲って言っても親にキスシーン見られるとか!
「邪魔してすみませんがね。ただいま帰りました」
「お、おかえりなさぁい・・・!」
ソファの脇に立った三つ揃い姿が死ぬほどダンディな哲っちゃんを見上げ、ガチガチに引き攣った笑いをどうにか。
「あっ哲っちゃんも水飲むよねー?」
いそいそと立ち上がってキッチンに逃亡。もう恥ずかしすぎる!!
心臓に『落ち着け』って言い聞かせながら、食器棚ボードからグラスを取り出してると、不意に後ろからゆるく腰に回された腕。
「・・・あんまり見せつけるな。妬けるだろうが」
妖しい響きで耳元に囁かれて腰砕けになりそうになった。
こンの、女泣かせ親子~~ッッ!!! 瑤子ママが年内最後のクラブの顔出しで留守だからってー。あたしをからかって遊ばないでーっ。
ほんとにね。マジメに道を踏み外しちゃいそうになるからコワイ・・・・・・。
さすがに気まずい~! いっくら知れてる仲って言っても親にキスシーン見られるとか!
「邪魔してすみませんがね。ただいま帰りました」
「お、おかえりなさぁい・・・!」
ソファの脇に立った三つ揃い姿が死ぬほどダンディな哲っちゃんを見上げ、ガチガチに引き攣った笑いをどうにか。
「あっ哲っちゃんも水飲むよねー?」
いそいそと立ち上がってキッチンに逃亡。もう恥ずかしすぎる!!
心臓に『落ち着け』って言い聞かせながら、食器棚ボードからグラスを取り出してると、不意に後ろからゆるく腰に回された腕。
「・・・あんまり見せつけるな。妬けるだろうが」
妖しい響きで耳元に囁かれて腰砕けになりそうになった。
こンの、女泣かせ親子~~ッッ!!! 瑤子ママが年内最後のクラブの顔出しで留守だからってー。あたしをからかって遊ばないでーっ。
ほんとにね。マジメに道を踏み外しちゃいそうになるからコワイ・・・・・・。