空に星が綺麗
「お姉さん、また作ってね!」

青空ちゃんは無邪気な笑顔で、元気よく言った。

その笑顔に、私の胸が温かくなっていることに気づいた。

子供ってかわいいな、子供ができるとこんな感じなのかな?

そう思ったら、グーッ…とお腹が鳴った。

「あっ…」

「お姉さん、お腹空いたの?」

そうだ、まだ食べていなかった…と言うか、食べ損ねたことを思い出した。

「うん、まだ食べていなかったんだ。

お姉さんと一緒に食べようか?」

提案を出した私に、
「うん!」

青空ちゃんは嬉しそうに首を縦に振ってうなずいた。

「それでは…」

私と青空ちゃんは椅子に腰を下ろすと、
「いただきまーす」

一緒に両手をあわせて、食事をした。
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