神様がくれたプレゼント
11、お互いの気持ち
あ〜っ。どうしよう。待っているからなんて言っちゃった。翔は私のことなんてどうでもよかったくせに。なんで会いたかったなんていうの?ほんとわからないよ〜。


私は部屋に戻って自分のした行動を後悔した。

どんなけ考えてみても、翔のことが好きな気持ちだけは変わらない。だからこのモヤモヤしてる気持ちを全部ぶつけよう。それが1番だし、そうじゃないと私も翔も先には進めないから。


「よ〜し、そうと決まればまず、お風呂に入ろう」

私は着替えを持ってお風呂に入った。外に長くいたから寒くなっちゃった。翔は風邪引いてないかな?大丈夫かな?さっき翔に抱きしめられて嬉しかった。もう、私の手の届かないところに行ってしまったと、思っていたから。やっぱり好き。好き過ぎてどうしていいのかわからないよ〜。

私はのぼせないうちにお風呂から出た。
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