シンデレラには····程遠い

絢斗さんの車に乗ってから
両親に連絡をする。

お母さんから
「お帰り。」
と、言われて、ほっとした。
「うん。明日帰るね。」
と、言うと
「待ってるね。」
と、言ってもらえた。

風花にも連絡をする。
風花もフランスにいる間
テレビ電話やLINEをくれていた。

私が泣けば、一緒に泣き
私が笑えば、一緒に笑い
本当に、私にとって
とても大切な大好きな親友。

そんな私の頭の上に
手がのり優しく撫でてくれる。

上見上げると
優しげに笑う絢斗さんの顔

思わず運転している絢斗さんの
首に腕を回すと
「クスクスっ、いいな
こんなに甘えたな鈴香をみれて。」
と、言うから
「わがままで、重くないのですか?」
と、訊ねると
「わがままでも、重くもない。
もっと、俺に溺れて
俺に依存して、俺がいないと
生きていけなくなれ。」
と、言うから
「もう、なってる。」
と、言うと
「そうか。」
と、言われて
「うん。」
と、伝えた。

その日は、二人で日本食を食べた。

きっと、私が食べたいと思って
いると考えてくれたようだ。
絢斗さん⋅⋅⋅⋅⋅は⋅⋅⋅⋅
本当に優しい。

絢斗さんのマンションへと戻る
ついこの間まで
暮らしていた絢斗さんの部屋

中に入ると涙が溢れた
どこも、ここも、かわらない
昨日まで⋅⋅⋅⋅いた⋅⋅⋅⋅⋅ような⋅⋅⋅⋅⋅

そんな私を見て
絢斗さんは、私を抱き締めて
キスをする。
「会いたかった。」
と、言う絢斗さんに
「私も。」
と、言うと深く深く口づけをされ
抱き上げられた。

「鈴香、時差で疲れてるだろうが
一緒にシャワー浴びるぞ。」
と、言って脱衣室に連れていかれ
洗面台の上に座らせられ
顔中にキスをされながら
着ているものを脱がされて行く
絢斗さんは、
器用に私を脱がせながら
自分も脱いで行き

裸になった私を抱き上げて
簡単にシャワーを浴び
身体を拭いて
そのまま寝室に運び
ベッドにおろされ
裸で恥ずかしいのに
絢斗さんに見つめられて
身体が動かない。

そんな私をみつめ
「鈴香、お帰り。」
と、言われ
うんうん、と何度も頷くと
顔中に優しくキスがふる

絢斗さんの唇が首から鎖骨
胸先におり
胸先をあまがみされ
「⋅⋅⋅⋅⋅んんっ⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅」
もう片方は、
絢斗さんの大きな手で
揉みあげられ
頭の中が真っ白に⋅⋅⋅⋅⋅⋅なる⋅⋅⋅⋅⋅

すると⋅⋅⋅⋅⋅
絢斗さんの手が
腰や太ももを撫で上げ
私の中心に入りこむ
「⋅⋅⋅⋅⋅やっ⋅⋅⋅⋅⋅ア⋅⋅⋅⋅⋅アン⋅⋅⋅⋅⋅」
再び、真っ白になった時に
絢斗さん自信が入ってきて
「⋅⋅⋅⋅うっ⋅⋅⋅ん⋅⋅⋅アン⋅⋅⋅⋅⋅」
「くっ⋅⋅⋅⋅⋅はぁ⋅⋅⋅⋅っ⋅⋅⋅⋅⋅りん⋅⋅⋅かっ⋅⋅」
思わず腰が逃げると
その腰を絢斗さんに
引き寄せられ
二人の隙間はなくなり
「⋅⋅⋅⋅⋅⋅ハァ⋅⋅⋅⋅⋅⋅ン⋅⋅⋅⋅」
「んんっ⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅」
絢斗さんに深く深く
突き上げられ
そのまま⋅⋅⋅⋅⋅意識を失う。
< 51 / 83 >

この作品をシェア

pagetop