一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》


「じゃあ誰が責任を取るんだ!!先方はかなりのお怒りなんだぞ!?!?担当の営業は何をしてる!?!?こっちに怒りの矛先が来てるんだ!!おい!営業の担当を呼んで来い!!!」





確かにこれは報告書に納品数のケタを打ち間違えた担当営業者のミスが発端だろう。

でもそれから何人もの確認が入ってから最終的に発注される。



それは勿論、納品書が作成されて正式に発注されるまでには部長の印鑑だっている。

つまり見落としがなければ起こらないミス。





だから誰が1人を責めるのは違うと思う。











急いで足りない商品名と数を把握してから、それらを納品している他の会社リストを作成する。


その間にも罵倒する声と戸惑いの声、それから泣きそうにその場に立ち尽くす後輩の姿。










「おい!この会社の担当営業者はお前か?!どう責任を取るつもりだ!!被害は庶務課にまで来てるんだぞ!?」

「す、すみません!!」

「謝って済む問題か!?!?前々からお前の報告書には不備が多すぎるんだ!!!普段から注意しいないからこういう重大なミスに繋がる!!分かっているのか!?」

「っ、、、すみまっ、、せん、、。」






















「っ、、この‼︎謝るだけの能な『飯田コーポレーション、庶務課の柏木です。いつも大変お世話になっております。』


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