100-3は? ~なにもかも秘密な関係~
「実は、俺はお前に謝らねばならないことがある」
と基は言い出した。

 なにっ? 浮気かっ?
とあやめは身構える。

 許嫁の私が怒りますよっ、
と都合よく許嫁に戻って思っていたが、違った。

「すまん。
 実は、昨日、同窓会でお前のことを、何度も、あいつ、バカだろう、と言ってしまったんだ」
と基は白状してくる。

「愛してるよ、あやめ。
 お前のすべてを愛してる」
と基は謝罪してくれるのだが。

 いや。
 なにをどうしたら、バカ連呼に……と思いながら、あやめは基に抱きしめられていた。



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