100-3は? ~なにもかも秘密な関係~
などと言っているうちは平和だったのだが、可愛いぬいぐるみとか、実用性のある景品のところに行くと全然取れなくなった。
お掃除ロボットにあやめは結構つぎ込んでしまっていたのだが、それでも取れず。
見かねて、
「俺が取ってやろう」
と言ってくれた基もやはり取れなかった。
基も結構つぎ込んでしまったようだ。
一回、二百円だしな、と思いながら、あやめは、アームを止めるのに、いい位置を探しているのか、クレーンゲームの中のお掃除ロボットを凝視しては場所を移動する、を繰り返している基の背に向かい、呼びかけた。
「せ、専務。
もういいです。
ありがとうございます。
よく考えたら、それ取っても、どうせ、私はお掃除してないですし」
いつも仕事から帰ると勝手に部屋が綺麗になっているからだ。
二人ですでに一万近くつぎ込んでいたのに、基は更に、財布から一万円取り出そうとしていたようだ。
が、あやめの言葉を聞き、その手を止めた。
お掃除ロボットにあやめは結構つぎ込んでしまっていたのだが、それでも取れず。
見かねて、
「俺が取ってやろう」
と言ってくれた基もやはり取れなかった。
基も結構つぎ込んでしまったようだ。
一回、二百円だしな、と思いながら、あやめは、アームを止めるのに、いい位置を探しているのか、クレーンゲームの中のお掃除ロボットを凝視しては場所を移動する、を繰り返している基の背に向かい、呼びかけた。
「せ、専務。
もういいです。
ありがとうございます。
よく考えたら、それ取っても、どうせ、私はお掃除してないですし」
いつも仕事から帰ると勝手に部屋が綺麗になっているからだ。
二人ですでに一万近くつぎ込んでいたのに、基は更に、財布から一万円取り出そうとしていたようだ。
が、あやめの言葉を聞き、その手を止めた。