100-3は? ~なにもかも秘密な関係~
「えーと。
疲れてそうなときにあげたの、チョコ、専務に」
と嘘はついてない、嘘は……と思いながら、あやめが言うと、
「お前が専務に?
どんなときにチョコを渡すタイミングがあるんだ?」
と内藤がまた訊いてくるので、
「い、いや、その……えー、たまたま、エレベーターとかの密室で」
と誤魔化そうと、自分のことなのに、のような口調で言ってしまったのだが、内藤は、
「それは惚れるな」
と言い出した。
「は?」
「俺なら惚れるな。
密室で、お疲れでしょう? とか言われて、チョコとか渡されたら」
「チョコだけで?」
「チョコだけで」
と内藤は頷く。
疲れてそうなときにあげたの、チョコ、専務に」
と嘘はついてない、嘘は……と思いながら、あやめが言うと、
「お前が専務に?
どんなときにチョコを渡すタイミングがあるんだ?」
と内藤がまた訊いてくるので、
「い、いや、その……えー、たまたま、エレベーターとかの密室で」
と誤魔化そうと、自分のことなのに、のような口調で言ってしまったのだが、内藤は、
「それは惚れるな」
と言い出した。
「は?」
「俺なら惚れるな。
密室で、お疲れでしょう? とか言われて、チョコとか渡されたら」
「チョコだけで?」
「チョコだけで」
と内藤は頷く。