【女の事件】とし子の悲劇~2・5世帯のなみだ
最終回
そして9月11日に、鈴原の家に終わりがやって来た。
(ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!)
9月11日の朝8時頃のことであった。
クソッタレのじいやんが、家から出たとたんに黒のYシャツに白のスーツを着ましたやくざの子分たちに拳銃で殺されてしまった。
じいやんが亡くなった後、家の中から家の権利書とじいやんの生命保険の保険金受け取り証書がやくざの子分たちに持ち去られてしまったので、親族たちは追い詰められていた。
その頃であった。
アタシは、デリヘル店でのバイトを終えた後、駅前にあるマンスリーアパートに帰ってきた。
この時アタシは、ふたつとなりの部屋で暮らしているピンサロの女性従業員さんに声をかけられた。
「としこさん、としこさん。」
「ああ、おはようございます。」
「はやくもないわよ!!ニュース速報が入ったわよ!!」
この時にアタシは、クソッタレのじいやんがやくざの子分たちに拳銃で狙撃されて亡くなったニュースを知った。
一体どう言うことなの?
アタシは、ますます頭がパニックになっていたのでワケがわからなっていた。
アタシはこの時、ピンサロの女性従業員さんから昨日付けの夕刊フジを受け取った。
夕刊フジのトップの記事の写真を見た時、アタシは最も強い衝撃を受けた。
「どう言うことなのよ…一体これは…」
1面のトップに写っていた問題の写真は、クソッタレのじいやんが桂一郎さんが入り浸りになっているやくざの事務所の組長と一緒に写っている写真であった。
じいやんの右手には、時価200万円相当のロレックスの高級腕時計が入っているネイビーの箱を持っていまして「このロレックスは組長からいただいたのだ。」とほほえみを浮かべていた。
ふたりの間にいる男性は、じいやんの同期の県議会議員さんで元徳島県警の幹部警察官であった。
「これって…真佐浩のおじいさまよね。」
「真佐浩のおじいさまはね…やくざの家ばかりにこびっていたのよ…その結果、おじいさまはやくざの子分たちに拳銃で狙撃されて亡くなったのよ…鈴原の家も、じきに終わると思うわよ。」
「それよりも、問題の写真はどこから出てきたのよ?」
「どこって…週刊誌のヤクザ担当の記者が持ち込んだのよ。真佐浩の家も、まもなく終わりが来るわよ…おじいさまが亡くなった…おじいさまがやくざの家に出入りしていた…真佐浩の両親も…政治家に知り合いがたくさんいると思うわよ…真佐浩のもめ事を解決するために政治家を利用していたから…真佐浩の両親も…そのうちアウトになるわよ!!」
「やっぱり…」
アタシは、クソッタレの親族たちへの怒りをますます強めていた。
それから7日後の9月18日のことでありました。
(キキキキキ!!ドスーン!!ドカーン!!)
事件は、国道55号線の阿南市と美波町の境目にあるトンネルで発生した。
義父母が乗っていた車が、トンネル内で対向車を無理に追い越したことが原因で、車は大破して、大爆発を起こして炎上した。
クソッタレは、おじいさまに続いて両親まで亡くしたので、たのみのつなは、芹華さんだけになった。
しかし、義父母の葬儀から3日後に桂一郎さんが家にやって来て芹華さんと別れてくれと言いに来た。
クソッタレは、桂一郎さんに対して帰れ帰れと言うた。
けど、桂一郎さんはあんたが首をたてにふるまでは帰らないからなと言うて、まる3日間にわたりまして家に居座っていた。
9月21日のことであった。
アタシは、久永さんはクソッタレと離婚をしたいのであれば、日和佐へ行ってじっくりと話し合って離婚の手続きを取った方がよいと言われたので、日和佐へ行くことにした。
アタシは、クソッタレとは話し合いをしたくない気持ちになっていたけど、久永さんがクソッタレはひどく落ち込んでいて、困っているかもしれないから、話し合いだけでもして、どうしてもダメなら離婚をしたらいいからと言うたので、仕方なく日和佐まで行くことにした。
アタシは、三島川之江インターのバス停から徳島行きの高速バスに乗って、徳島駅からバスを乗り継いで日和佐へ行くことにした。
事件は、アタシが徳島駅に着いたあと、徳島駅から日和佐方面行きの路線バスに乗り継いでから一時間後に発生した。
日和佐のクソッタレの家にて…
クソッタレは、桂一郎さんからブジョクされたことに腹を立てて、桂一郎さんの背中を金属バッドで殴り付けた。
「何だオドレは!!よくもオレのことをブジョクしやがって!!許さない!!」
「やめて!!やめて!!」
「芹華はだまれ!!」
クソッタレは、芹華さんを刃渡りのするどいナイフで思い切り切りつけて殺してしまった。
「ギャアアアア!!」
芹華さんは、クソッタレに刃物で思い切り切りつけられた後に亡くなった。
桂一郎さんは、フラフラになりながら起き上がったあと、ユニットに保管していた揮発油を持ちだした。
桂一郎さんは、亡くなった芹華さんのそばで泣いているクソッタレに揮発油を思い切りかけた。
「何をするのだ!?」
「フザケルな!!芹華を死なせやがって!!あんたには人生51年分の罪をつぐなってもらうからな!!オドレは地獄へ堕ちるのだ!!」
桂一郎さんは、取り出したジッポライターで、クソッタレの身体に火をつけた。
「熱い!!熱い!!助けてくれ!!熱い!!おじいさま!!」
次の瞬間…
(ゴゴゴゴゴ…ドカーン!!)
クソッタレの家は、激しい轟音と共に大爆発を起こして大破した。
アタシはその頃、JR日和佐駅前のバス停でバスを降りて、赤茶色のバッグを持って家の方向へ向かって歩いていた。
この時に、美波町の中央消防署のけたたましいサイレンが鳴り響いていたのを聞いた。
アタシは、遠くからどす黒い煙を上げながら大規模な爆発を起こした後に、恐ろしい火柱が上がっているのを目撃した。
クソッタレの家がある地域で大規模な爆発を伴った火災が発生していることを知ったアタシは、赤茶色のバッグを持って足早に北へ向かった。
市街地を離れてから1・7キロの地点にたどり着いた時、中央消防署のサイレンに混じりまして、消防団がハンショウを鳴らしている音が聞こえていた。
現場の1・5キロ手前に来た時、90度の熱と揮発油のにおいで現場は大混乱を起こしていた。
「助けてくれ!!」
「熱いよ!!」
「おかーさーん!!熱いよぉ!!」
キンリンの住民のみなさまが助けを求めて大パニックになっていた。
クソッタレと桂一郎さんは、灼熱地獄の中で亡くなった。
クソッタレ上級国民の家の近辺は、灼熱地獄に包まれいた。
アタシは赤茶色のバッグを持って、灼熱地獄と化したクソッタレ上級国民の家がある地区から逃げ出した後、田井ノ浜の海水浴場まで逃げて来た。
アタシが浜辺に到着した時、着ている白のブラウスは汗でベトベトに濡れて、ターコイズのブラジャーがすけて見えていた。
砂浜にひざまづいたアタシは、声をあげて激しく泣いていた。
こんなことになるのだったら…
結婚なんかするのじゃなかったわ…
もうたくさん…
アタシは…
もう、疲れてしまった…
アタシは、震える声で泣き続けていた。
【崩壊】
(ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!)
9月11日の朝8時頃のことであった。
クソッタレのじいやんが、家から出たとたんに黒のYシャツに白のスーツを着ましたやくざの子分たちに拳銃で殺されてしまった。
じいやんが亡くなった後、家の中から家の権利書とじいやんの生命保険の保険金受け取り証書がやくざの子分たちに持ち去られてしまったので、親族たちは追い詰められていた。
その頃であった。
アタシは、デリヘル店でのバイトを終えた後、駅前にあるマンスリーアパートに帰ってきた。
この時アタシは、ふたつとなりの部屋で暮らしているピンサロの女性従業員さんに声をかけられた。
「としこさん、としこさん。」
「ああ、おはようございます。」
「はやくもないわよ!!ニュース速報が入ったわよ!!」
この時にアタシは、クソッタレのじいやんがやくざの子分たちに拳銃で狙撃されて亡くなったニュースを知った。
一体どう言うことなの?
アタシは、ますます頭がパニックになっていたのでワケがわからなっていた。
アタシはこの時、ピンサロの女性従業員さんから昨日付けの夕刊フジを受け取った。
夕刊フジのトップの記事の写真を見た時、アタシは最も強い衝撃を受けた。
「どう言うことなのよ…一体これは…」
1面のトップに写っていた問題の写真は、クソッタレのじいやんが桂一郎さんが入り浸りになっているやくざの事務所の組長と一緒に写っている写真であった。
じいやんの右手には、時価200万円相当のロレックスの高級腕時計が入っているネイビーの箱を持っていまして「このロレックスは組長からいただいたのだ。」とほほえみを浮かべていた。
ふたりの間にいる男性は、じいやんの同期の県議会議員さんで元徳島県警の幹部警察官であった。
「これって…真佐浩のおじいさまよね。」
「真佐浩のおじいさまはね…やくざの家ばかりにこびっていたのよ…その結果、おじいさまはやくざの子分たちに拳銃で狙撃されて亡くなったのよ…鈴原の家も、じきに終わると思うわよ。」
「それよりも、問題の写真はどこから出てきたのよ?」
「どこって…週刊誌のヤクザ担当の記者が持ち込んだのよ。真佐浩の家も、まもなく終わりが来るわよ…おじいさまが亡くなった…おじいさまがやくざの家に出入りしていた…真佐浩の両親も…政治家に知り合いがたくさんいると思うわよ…真佐浩のもめ事を解決するために政治家を利用していたから…真佐浩の両親も…そのうちアウトになるわよ!!」
「やっぱり…」
アタシは、クソッタレの親族たちへの怒りをますます強めていた。
それから7日後の9月18日のことでありました。
(キキキキキ!!ドスーン!!ドカーン!!)
事件は、国道55号線の阿南市と美波町の境目にあるトンネルで発生した。
義父母が乗っていた車が、トンネル内で対向車を無理に追い越したことが原因で、車は大破して、大爆発を起こして炎上した。
クソッタレは、おじいさまに続いて両親まで亡くしたので、たのみのつなは、芹華さんだけになった。
しかし、義父母の葬儀から3日後に桂一郎さんが家にやって来て芹華さんと別れてくれと言いに来た。
クソッタレは、桂一郎さんに対して帰れ帰れと言うた。
けど、桂一郎さんはあんたが首をたてにふるまでは帰らないからなと言うて、まる3日間にわたりまして家に居座っていた。
9月21日のことであった。
アタシは、久永さんはクソッタレと離婚をしたいのであれば、日和佐へ行ってじっくりと話し合って離婚の手続きを取った方がよいと言われたので、日和佐へ行くことにした。
アタシは、クソッタレとは話し合いをしたくない気持ちになっていたけど、久永さんがクソッタレはひどく落ち込んでいて、困っているかもしれないから、話し合いだけでもして、どうしてもダメなら離婚をしたらいいからと言うたので、仕方なく日和佐まで行くことにした。
アタシは、三島川之江インターのバス停から徳島行きの高速バスに乗って、徳島駅からバスを乗り継いで日和佐へ行くことにした。
事件は、アタシが徳島駅に着いたあと、徳島駅から日和佐方面行きの路線バスに乗り継いでから一時間後に発生した。
日和佐のクソッタレの家にて…
クソッタレは、桂一郎さんからブジョクされたことに腹を立てて、桂一郎さんの背中を金属バッドで殴り付けた。
「何だオドレは!!よくもオレのことをブジョクしやがって!!許さない!!」
「やめて!!やめて!!」
「芹華はだまれ!!」
クソッタレは、芹華さんを刃渡りのするどいナイフで思い切り切りつけて殺してしまった。
「ギャアアアア!!」
芹華さんは、クソッタレに刃物で思い切り切りつけられた後に亡くなった。
桂一郎さんは、フラフラになりながら起き上がったあと、ユニットに保管していた揮発油を持ちだした。
桂一郎さんは、亡くなった芹華さんのそばで泣いているクソッタレに揮発油を思い切りかけた。
「何をするのだ!?」
「フザケルな!!芹華を死なせやがって!!あんたには人生51年分の罪をつぐなってもらうからな!!オドレは地獄へ堕ちるのだ!!」
桂一郎さんは、取り出したジッポライターで、クソッタレの身体に火をつけた。
「熱い!!熱い!!助けてくれ!!熱い!!おじいさま!!」
次の瞬間…
(ゴゴゴゴゴ…ドカーン!!)
クソッタレの家は、激しい轟音と共に大爆発を起こして大破した。
アタシはその頃、JR日和佐駅前のバス停でバスを降りて、赤茶色のバッグを持って家の方向へ向かって歩いていた。
この時に、美波町の中央消防署のけたたましいサイレンが鳴り響いていたのを聞いた。
アタシは、遠くからどす黒い煙を上げながら大規模な爆発を起こした後に、恐ろしい火柱が上がっているのを目撃した。
クソッタレの家がある地域で大規模な爆発を伴った火災が発生していることを知ったアタシは、赤茶色のバッグを持って足早に北へ向かった。
市街地を離れてから1・7キロの地点にたどり着いた時、中央消防署のサイレンに混じりまして、消防団がハンショウを鳴らしている音が聞こえていた。
現場の1・5キロ手前に来た時、90度の熱と揮発油のにおいで現場は大混乱を起こしていた。
「助けてくれ!!」
「熱いよ!!」
「おかーさーん!!熱いよぉ!!」
キンリンの住民のみなさまが助けを求めて大パニックになっていた。
クソッタレと桂一郎さんは、灼熱地獄の中で亡くなった。
クソッタレ上級国民の家の近辺は、灼熱地獄に包まれいた。
アタシは赤茶色のバッグを持って、灼熱地獄と化したクソッタレ上級国民の家がある地区から逃げ出した後、田井ノ浜の海水浴場まで逃げて来た。
アタシが浜辺に到着した時、着ている白のブラウスは汗でベトベトに濡れて、ターコイズのブラジャーがすけて見えていた。
砂浜にひざまづいたアタシは、声をあげて激しく泣いていた。
こんなことになるのだったら…
結婚なんかするのじゃなかったわ…
もうたくさん…
アタシは…
もう、疲れてしまった…
アタシは、震える声で泣き続けていた。
【崩壊】