これは恋ですか。
私は一旦家に帰って支度を整え、いつも通りに出社した。
今日は、一日中、一条商事での仕事。
「九条さん、大丈夫だった?
大変だったわね」
出社するなり、北村さんが飛んで来てくれた。
「大丈夫です。
あの、副社長は?」
「もうすぐ出勤するって。
あと、事件については箝口令が敷かれた。
私はマスコミに手を打つ手伝いをしたから知ってるけど、他の人は事件の存在すら知らないから。
よろしくね?」
「わかりました」
副社長がいらっしゃる前に、机の周りを片付けて、今日の予定を確認しておかなくちゃ。