危険なキミの溺愛
湊は甘い物が苦手だし、宙のだとしても賞味期限は今日だから…いいよね?



食べ終えた頃、宙が起きてきた。



「やっと起きたね。お腹空いた?ご飯準備してなくて」


「ちょっとコンビニで買って来る。あっ…湊さんの部屋で寝たっぽい。入るなって言われたし、黙ってて」



そう言い残すと、宙はささっと出かけてしまった。



黙っててと言われても…勘のいい湊のことだから気づくよね?



私もウソつくのが下手だし、すぐにバレそう。



ガチャ。



玄関で音がしたかと思うと、すぐに湊が現れた。



「ただいま」



わぁっ、湊だ。



「おかえりー。あ、ねぇこれ食べてよかった?」



フルーツサンドの袋をちらつかせると、首を傾げている。


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