危険なキミの溺愛
相変わらず宙の姿は見えない。



勝手に入っちゃダメって言われたのにどうして?



「宙!?どこにいるの?」



声をかけると、部屋から物音がしなくなった。



湊の部屋を開けると、宙がベッドに横たわっていた。



部屋を間違えたのかな…。



寝息をたてて気持ちよさそうにしているし、起こさない方がいいよね。



部屋を出ると再びドアを閉めた。



…湊、早く帰って来ないかなぁ。



そんなことを思いながら、ご飯を食べるのも忘れてリビングでテレビを見る。



22時になっても、湊は帰って来ない。



そして宙も起きない。



んー、さすがにお腹空いてきちゃった。



冷蔵庫になにかないかな…。



あっ、フルーツサンド。



賞味期限は今日。



これ、食べちゃっていいかな。



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