危険なキミの溺愛
満腹になったこともあり、ソファに寝転びスマホゲームを始めた宙は、湊の言葉に耳を傾けながらもなんだか生返事。



そんな宙を、湊は静かに見つめている。



「で、探し物は見つかった?」




「ん…」



「宙が探してるのって、これだろ?」



え…宙が何かを探してるって、どういうこと?



湊は黒くて小さな何かを指に挟んでチラつかせている。



そして、宙の目の前にそれを投げた。



「わあっ…な、なんだよ」



「それ、探してたんだろ」



突然物を投げられて焦っていた宙の顔が一気に強ばる。



「え…な、なんのこと」



惚けてはいるけど、目が泳いでいる。



宙が…それを探してたってこと?



一体それは何なの?



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