危険なキミの溺愛
「それにっ…宙がリビングにいるし、とにかくダメ!」



湊の腕を無理に振りほどく。



「大丈夫、部屋に戻った。もう寝るからって…だから、いいよな?」



優しく頬を撫でられて、湊の甘い表情に一瞬クラっとなった。



あたし、しっかりして!



一度湊のペースにはまったら、抜け出せなくなる気がする。



「宙が家にいる間はそういうのは…無理」



「そういうのって、どんな?」



からかうようにクスッと笑って、私の髪に指を絡ませる。



う…ううっ、湊のいじわる。



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