危険なキミの溺愛
「ねっ…ねぇ、湊のお母さんはどうして宙にあんなことを頼んだの?欲しいなら直接湊に言えばいいのに」



恥ずかしさを誤魔化すように話題を振る。



すると湊の声のトーンが少し下がった。



「あぁ…データが外部に漏れたってことにして、俺に責任を追及したいだけ。多分な」



「ええっ…まさか、そんな…」



「変なもの仕掛けられないようにカメラ仕込んでおいてよかった」



へへっと笑ってるけど、そっ…そうだよ!



「家中にカメラがあるって言ったよね!?今この状況も、全部写ってるって…こと?」



「まぁ、そうなるかな」



ぎゅうううっとしがみついてくる。



「わああっ…ちょっ、離れて…」



「確認できるのは俺だけだから、別にいいだろ」



そ、そうかもしれないけどっ。



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