お転婆魔女は性悪イケメン男子に恋をする
この一連の流れをずっと見ていても全くなんのことか分からずきょとんとした顔をしている沙奈は大丈夫かな...。




「ねぇねぇなになに?どういうこと?今咲希何があったの?」




「え?あ、お姉ちゃんいるんだった」




こういうときだけ鈍感な栞奈は気づかなかったらしい。




「っていうかこれでも気づいてないの?お姉ちゃん」




「何を?」




「ハァ...まあむしろよかったんだけど...」




栞奈も私もかなり呆れてものが言えない。




「苦労するわね、かん...咲希ちゃん」




「うん...」



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