冷酷組長は泣き虫、天然に恋をした

ちゃぽん〜


美海「鍵もかけてるし入ってくることは無い!久しぶりに早めに入れるなんて……」


シャー……


美海「気持ちよかった〜」


そしていつもの姿 勇気 に戻った


?「やっと出たか」


勇気「……うわっ!」


?「?!」


廊下に人が立っていることにびっくりした私は尻もちを着いてしまった


?「そんなに驚くかよ」


勇気「ごめんなさい、まさかいるとは思わなくて」


?「派手にコケたもんだな笑笑」


もう1人現れた


勇気「えっと……若達のお兄さんですよね?」


神楽「自己紹介忘れてたからな、桐生 神楽 よろしく」


叶夢「高橋 叶夢よろしく、今日からうるさいと思うけど笑」


勇気「勇気です!!!!若の世話を全力で頑張ります」


神楽「頼む」


叶夢「1つお願いしたいことがあって」


勇気「はい、なんなりと!」


叶夢「2人の兄貴代わりになってほしい」


勇気「え……」


神楽「俺達はこのとおり弟達に兄貴らしい事を出来てないんだ……組をまとめる事で頭がいっぱいで、今ではあいつらが何考えてんのかもわかんねぇ……」


叶夢「弟達は結構お前のこと気にってそうだったから頼んでみたんだ、無理だったら強制じゃねぇから好きにしたらいい」


勇気「俺でよければ2人の願いを全力で叶えて見せます!至らないところがありましたら言ってくださるとありがたいです。」


2人「……」


叶夢「ありがとう」


神楽さんは私の頭をポンポンっと撫でて優しく笑った


勇気「?!」



神楽さん……その顔は反則です……









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