冷酷組長は泣き虫、天然に恋をした

？「ふっ気に入った、お前俺らの姫になれ」




美「姫？私姫って名前じゃないよ……」




？「この子姫にするの？……」




？「ああ、今決めた」





？「あっそ」





美「あの……そもそもなんで急に？」





？「その様子だと俺たちが何者なのか知らないみ
たいだね？笑」




美「は、はい知りません……」




？「俺らは暴走族だ鳳凰て名前だ」




美「暴走族だったんですね……知りませんでし
た。」




？「僕も気に入ったよ！」




？「まあ、いいんじゃない」




？「……」




？「決まりだな」




？「ああ」




美「姫って何をすれば……」





？「ああ〜そうだね、その前に自己紹介しよう
か」






雪「武藤 雪 鳳凰の総長だ」






七「蒼瀬 七尾 鳳凰の副総長だよ。よろしく」






陸「唯世 陸 幹部よろしく」






翔「勇気 翔よろしく！笑俺も幹部！」





ルキ「土岐 ルキ 幹部 あとハッカーよろしく」





美「栗山 美海です！よ、よろしくお願いしま
す！」




七「これで自己紹介は終わったね！それじゃあ姫の役目は、雪の隣にいることだよ笑」





美「雪さんの隣にいるだけでいいんですか？」





七「あ、一応言うとね、雪の隣にだけじゃダメだ
よ？雪の隣にいるってことは彼女も同然だ
から」




美「そ、そんなの無理です！か、彼女だなん
て……」




雪「それじゃあ、彼女にならなくていい、ただ俺の隣にいろ。それならいいだろ？」




美「……と、隣にいるだけなら……」




雪「決まりだな笑」





陸「帰りとかどうすんの？」




雪「俺が迎えに行く」




七「俺も行く！笑」




雪「お前は来んな」




七「雪だけ美海ちゃんを独り占めなんて許さない
から〜」



美「？」




ルキ「もう時間だ 」




美「それじゃあ私戻りますね。」




雪「美海、」




美「はい？」




雪「放課後、迎えに行く」



そういうと優しく頭を撫でられた。
撫でられるの好きだから気持ちいい……



美「待ってますね！笑」





雪「あ、ああ/////」




一瞬だけど雪さんが照れたように見えた。見間違えかもしれないけど。