冷酷組長は泣き虫、天然に恋をした

勇気「よいっしょ!」


星矢「荷物これだけか?」


勇気「うん、あとは菊さんが車に全部運んでくれた」


星矢「そっか、気をつけろよ」


勇気「うん……星矢」


星矢「ん?」


美海「ありがとう!すごく楽しかった」

私は元の声で星矢に小声で伝えた


星矢「俺もだ、また遊びに来い、(男の格好でな)」


勇気「うん笑笑」


陸「風邪ひくなよ」


ツン「なんかあったらいつでも戻ってきていいから」


むー「待ってる」


くま「じゃあな」


陽「また来いよ」


勇気「うう……うん、みんなも、ヒック体に気をつけて〜ううう……」


くま「男が泣くなよみっともねぇ」


勇気「だって〜」


北斗「勇気兄ちゃん!また休みの日来てね!待ってるから……ッ」


郁斗「……ッまたね」


私は2人を抱きしめた


勇気「また、また、若に会えるの楽しみにしてますね!」


菊「そろそろ出発します」


叶夢「じゃーな」


神楽「ありがとな」


勇気「皆さん!お元気でいてください!」


真希「……」


勇気「……」


ガラガラ……


車に乗りこみ私は女子席で大泣きした


美海「ああああ〜ずー!ううう……」


菊「本当に、お疲れ様です」


美海「あっあっ〜うわぁ〜……ヒック、ヒック……真希さんに会う度、泣きそうです……ヒック、」


菊「……」


車を走らせながら菊さんは一言も喋らず、私の話をずっと聞いてくれた



ずっと……


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