冷酷組長は泣き虫、天然に恋をした

        〜組全体編〜

瑠「悪い!遅くなった!」



ナギ「大遅刻!」




陸「この遅れは力で見せる!オラ!かかってこい!」




真希「早く片付けるぞ!!」





組全員『おおお!!』




   それから喧嘩はすぐに終わった。




   俺たちの勝ちだ





瑠「はぁ〜久しぶりに暴れた笑」






風「確かに〜やべっ鼻血出ちまった、菊ティッシュ持ってねぇ?」




菊「どうぞ」



風「サンキュー笑」




瑠(だっせー笑鼻血出すぐらいやら…て)



遥「…瑠急に固まってどうした?」



瑠「ああああ!!」




組全員『?!』




桃「どうかしたんですか?」



瑠「やべぇ…あいつ車にいるの忘れてた!」




陸「あいつて誰だよ」




瑠「あんな車の運転して…ぜってえ〜泣いてる…」




真希「誰だ」




瑠「実は栗山家に送る事になってて…」




遥「ええ?!美海ちゃんを!?」




瑠「あ、ああ」




陸「お、おいあいつ、車にいたって事か…」




瑠「多分後ろに居た」




陸「おいおい…あの荒っぽい運転であいつ絶対に…頭やら顔を打ったんじゃ…」




真希「やべぇな…」




組全員『外で泣かれたら近所迷惑になる‼︎』



    みんなで危険を感じたその瞬間



?「うわぁ〜‼︎いだいーー…ああああ〜」




瑠「?!こ、この独特の鳴き声は」



        組全員END
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