冷酷組長は泣き虫、天然に恋をした

陸「それで…」


奏斗「あいつか…」


 2人は難しい話をしている私はあまり聞いてはいけないのかと思って外を眺めていると横のバイクの人と目があった。


美海「…?」


 その人の片手を見ると鉄パイプが見えた


 へぇ〜パイプ…パイプ?!


陸「菊、後もう少しで「パイプ‼︎」?!」


奏斗「え?!何?」



美海「横の人パイプ持ってる!」


陸「?!奏斗‼︎こいつ前に来させろ!」


奏斗「女子席に来て!」



美海「は、はい!」



男「…ガン‼︎」



 私が女子席に移ったタイミングでバイクの人がパイプを窓を殴った



美海「きゃー!」



菊『?!もしかして美海さんがいるんですか?!』



奏斗「い、いませ「奏斗さん!窓!」」



陸「チッ!奏斗!下噛むなよ!」



  キキーギュルルー!


  私は車の角にぶつかると思っていたのに奏斗さんが私を守ってくれていた。



美海「?!」



奏斗「今話せる状況じゃないから家で話す!」



菊『あっ』


 ピッ


奏斗「美海ちゃん大丈夫?」


美海「はい、奏斗さんこそ大丈夫ですか?」


奏斗「大丈夫だよ笑」



陸「また来るぞ‼︎」



美海「ツ‼︎」



陸「くっ!この!」



  ガン!


 陸さんはバイクの人に車をぶつけてバイクの人は落ちた。



陸「へっ!笑」



奏斗「あんま、乱暴すんな、美海ちゃんいるんだから」



陸「これでも乱暴じゃねぇよ!」



  私がいるから遠慮してる、そしたら…


美海「先生!私に遠慮せずに思いっきりやってください!」



陸「はぁ?!お前そしたら運転荒っぽくなるぞ」


美海「楽勝です!」


2人(あ、これ意味伝わってない感じだ…)


奏斗「美海ちゃん俺今から強く抱きしめるけど美海ちゃんも俺にしがみ付いてね!」


美海「はい!」


奏斗「来たぞ!」


陸「行くぞーー!」


  キキーーギュルル、キキーー


奏斗「くっ、美海ちゃん下噛まないようにね!」


美海「は、はぐ、いたー!かんだ!」


奏斗「あ…ごめんもう喋らせないよ…」


陸「奏斗!ドア行けてバイクの男落とせ!」


奏斗「ふっ!」


男「ぐは!」


  ぎ、ぎもぢわるい〜


陸「奏斗!防げ!」



奏斗「?!美海ちゃん!」


美海「ぎゃ!、」


   女子席の窓を割られて奏斗さんは私を守ってくれた


美海「大丈夫ですか?!」


奏斗「あ、ああ座布団を陸がとっさに置いてくれたから大丈夫」


陸「もう着くぞ!」


奏斗「この調子だと玄関前で喧嘩だな笑」


陸「栗山はいいって言うまで車の中いろ!」


美海「はい!」


  これ…二回目だ…


陸「ついた!」


男「おらおら!逃げてんじゃねぇよ!!」


陸「吠えんな、近所迷惑だぞ」


男「うるせぇー!」


奏斗「あんま暴れたくないからすぐに終わらせるぞ」


陸「ああ」


瑠「あ〜こう言うことか笑」


ナギ「手伝うぜ!」


  それから喧嘩はすぐき終わった


瑠「もうみんな集まってるぜ、あいつも」


陸「分かった先行ってろ」


奏斗「俺も陸とちょっとやることあるから」



ナギ「了解」



陸「はぁ〜」



瑠「…」



奏斗「美海ちゃん終わったよ笑」


美海「…」


奏斗「どうかした?」


美海「な、なんでもない!」


   奏斗さんなんか戦ってる時と違ってびっくりした…


陸「それよりこいつ名前どうする?変装してっから名前も男にしねぇとだし」


奏斗「確かに何にしよう…」


美海「海(うみ)!」


陸「なんで?」


美海「海が好きだから!笑」


奏斗(うわぁ〜美海ちゃん絶対に何も考えずに名前決めたよ〜笑)


陸(さすがバカ)


美海「?」


2人「それでいいよ笑」


美海「やった‼︎」
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