モデル彼氏とお姫サマ☆






「小さい頃から踊る事が好きで、自然とダンサーになりたいって思うようになってた。」


「うん……。」


「まぁ、今ではモデルの李斗として世間に知れ渡っちまったんだけどな。」



そう言うと、李斗は軽く苦笑いを見せた。


“ダンサー”の単語を聞いて、真っ先に浮かんだのはお兄ちゃんの事。


自分でも気付かないうちに、沈んだ表情になってしまう。






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