先生は溺愛ダンナさま  旅行編
ふぅ、よかった。ダブルでピンチだったけど一気に解決して気分スッキリ。
  

理人さんに向き直り、その凛々しい顔をうっとりと見上げた。


「す、凄い。理人さんて外国人だったんだね。ハーフとか?」


だってこれだけ端正な顔立ちで背だって高いしもしかしてって思ったんだけど。


「いや違うけど」


興奮気味に腕を絡ませる私に、あっさり否定の言葉で返す理人さん。


「でも国語の先生なのにどうしてあんなに英語が上手なの?発音だって凄く綺麗だった」


私の知ってるどの英語の先生よりも流暢な英語だったよ、絶対に。


「いや、あのくらい教師なら話せて当然だよ。簡単な日常会話なんだから。駅までの道を聞かれていただけだし」
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