冷酷王子は子リス姫を愛でる
アンドリュー様からのお土産を『こんなもの』扱いしたデイジー様は、リーナとジョアンに、席を外すように申し付けた。



困惑した表情をしたリーナに、笑顔で『大丈夫』と合図を送れば、一礼して隣の部屋へ。



カチャッとカップをソーサーに置いたデイジー様は、やっぱり怒ってるように感じる…。



「ところで、キャサリン様…いえ、キャシー」

「は、はいっ⁉︎」

「あなた、男女の営みがただの『子作り』だと思っていないかしら?」

「えっ、違うのですか…?」

「バカなこと言わないでちょうだい。無知だとは思っていたけど、ここまでだとは…」

「お妃教育で教えられましたよ…?子作り…の、仕方?」

「私が産むならそうかもしれないわね。もし、私と殿下がそうなっても、それは『子作り』よ」

「デイジー様と…」

「あなたと殿下になれば、話は別なのよ‼︎」

「へっ?子作りではないのですか…?」

「まぁ、小説を何冊か持って来たわ。これで勉強なさい。あなたは男の情熱というものが、全くわかっていないのよ‼︎」



そうらしいです…。



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