冷酷王子は子リス姫を愛でる
お見舞いだと、王妃様から花が届いたり、ルイ様のお母様からも妊娠に優しいお茶が届いたり。



まだ城内だけの内密な妊娠話しだが、どうやらお祝いムードになっているようだ。



ハァ、食べることが好きなに、食べたくない…。



食べたいのに食べたら吐く…。



「お腹、ぺったんこ…」



本当にここにアンドリュー様の分身がいるの?



お腹を見ると具合が悪いだけで、妊娠しているとは思えない。



「これ、本当にいる?」

「おりますよ。私を疑うのですか?これが誤診なら、私の首が飛ぶようなお話なのですよ?」

「いえ、そういうわけではないのですが、なんかこう…妊婦さんらしくないなぁと思ってしまうので」

「今からです。初めはそんなものです」



定期的に診察に来てくれる女医さんには感謝している。



何も口にしたくない私に、治癒魔法をかけてくれるのだ。



本当に助かってるし、少しばかり体は楽になるので。



「キャシー、子ども部屋はどんな内装にしようか。好きなものを選んでいいぞ‼︎」



アンドリュー様、張り切りすぎです…。



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