冷酷王子は子リス姫を愛でる
すでに他の妃候補から恨まれているようだ。



昨日はマリアンヌというどこかの国の王女から毒入りのケーキが届いたとの報告を受けた。



事前にチェックさせていたので、アイツの口に入ることはなかったのだが。



一応、贈り物が届いたとの伝言だけはしたようで。



犯人の目星もついているのに、大事にはするなと、国王からのお達しがあるのでできないでいる。



ルイの頭を撫でると、うとうとし始めてすぐに眠りについた。



丸まっているテトが邪魔だ…。



でも、テトを見るとアイツを思い出す。



こんな子猫のために命を捨ててもいいと言った。



そんな人間、存在するんだな…。



口元が勝手にニヤけて、そっと抜け出したベッド。



リオの部屋に行こうかと思ったが、女がいたら嫌なのでアレンの部屋へ。



俺の騎士ということもあり、隣の部屋。




ノックすれば、すぐに顔を出した。



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