冷酷王子は子リス姫を愛でる
予定より少し遅く城に着いた。
俺の出迎えに、3人の妃候補が顔を揃えている。
「お帰りなさいませ、王太子殿下」
我先にと挨拶をしたのが、性悪のマリアンヌ。
続いてデイジーが頭を下げ、会いたかった子リスは慌てたように礼を取った。
「夜中なのに、すまない」
「いえ、殿下のお帰りを心待ちにしておりましたの」
マリアンヌがセンターを陣取り、妃かのような振る舞いをする。
キャサリンに視線を向ければ、『どうしたらいいのかわからない』と言った表情だった。
慣れていないその素振りが、また愛おしく感じる。
「殿下は疲れてらっしゃるので、失礼します」
「えぇ、ではごきげんよう」
見せつけるかのようだな。
まぁ、マリアンヌのいた国は大きくてこういうことにも慣れているんだろうが。
宰相も、面倒なやつを選んでくれたもんだ…。
「アレン、キャサリンをよんでくれ」
「かしこまりました」
マリアンヌに気づかれないように、呼び出してもらった。
俺の出迎えに、3人の妃候補が顔を揃えている。
「お帰りなさいませ、王太子殿下」
我先にと挨拶をしたのが、性悪のマリアンヌ。
続いてデイジーが頭を下げ、会いたかった子リスは慌てたように礼を取った。
「夜中なのに、すまない」
「いえ、殿下のお帰りを心待ちにしておりましたの」
マリアンヌがセンターを陣取り、妃かのような振る舞いをする。
キャサリンに視線を向ければ、『どうしたらいいのかわからない』と言った表情だった。
慣れていないその素振りが、また愛おしく感じる。
「殿下は疲れてらっしゃるので、失礼します」
「えぇ、ではごきげんよう」
見せつけるかのようだな。
まぁ、マリアンヌのいた国は大きくてこういうことにも慣れているんだろうが。
宰相も、面倒なやつを選んでくれたもんだ…。
「アレン、キャサリンをよんでくれ」
「かしこまりました」
マリアンヌに気づかれないように、呼び出してもらった。