彼氏はホスト!アタシはキャバ嬢!?
「うららさん。新規のお客様です。」
「あ…うん。分かった。」
ヘルプに付いていたアタシは、ボーイくんに言われて立ち上がる。
「それじゃ、少し失礼しますね♪」
アタシはニコッと優しく客に微笑んだ。
アタシは、少しの気遣いも忘れない。
だって、なぜかは分かんないんだけど…
アタシがこうやって微笑めば、次からこの客はアタシを指名してくれるから…。
新規…?
一体どんな人かな?
そんな事を考えながら、アタシはその場を後にした。