会長様の秘蜜な溺愛

▼ヒミツな想い




「っなるほど!じゃあtoがくるのはここだ!」

「うん。香月くん大正解」

「っしゃー!」

「さすが菜穂、あの日向に英文法を理解出来る日がくるなんて…全米が泣いた…っ」

「こりゃ明日吹雪だろ。電車止まるな」

「こらそこの2人しばくぞっ!!」

「あははっ!」



お弁当を食べ終えた昼休み

強めの頭痛薬を飲んだからか、昨日よりは頭が重くない。


…気まずくなるのは無しだと言った神谷くんは

わたしが拍子抜けするほどいつも通りだった。


何も変わらずあの温かな笑顔を見せて

たまにストレートすぎることを言って。


決まっている返事には、背中を向けられてしまったまま。

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