(実話)あたしの花~大切な宝物~貴女に逢える日を…。
忘れてなんて言わない。忘れさせる時間を作るのはお父さんとママだから。貴女と手を取り歩いて来た道。3人で繋いで歩いた長い距離、辛い事も悲しみも、お父さんの醜い姿もその綺麗な瞳、綺麗な心に全部残ってる嫌な思い出。ママは貴女に夢や希望を与える事が出来ませんでした。今ママがここにいるのは罰です。この閉鎖病棟は、外へは出れません。ただガラス越しに移る自分の痩せてしまった体。こけた頬。こんなあたしじゃまだまだだって、でも必ず迎えに行くょ。
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